看護学校は学習時間が長く、課題や過酷な臨床実習に加えて、最低でも3時間の国家試験が待ち受けています。LPN(准看護師)でもRN(正看護師)でも、卒業式のハイライトは「ピン授与式」です。これは、千年前にマルタ十字(キリスト教の象徴)として始まり、やがて各校の紋章へと変化し、現在は卒業校を表すデザインのピンとして受け継がれています。
第一段階: 服装
卒業式では、学生は伝統的な白衣を身にまとい、式典中は依然としてナースキャップ(伝統的な帽子)を着用します。近年は日常で帽子を外す看護師が増えても、式典だけはこの慣例が守られています。
導入: 行進
指導教員に率いられ、卒業生は事前に選定された音楽に合わせて会場へ入場します。音楽は卒業クラスが選んだものが多く、式全体に統一感を与えます。
スピーチ
教員や成績上位者、またはスピーチが得意な学生が壇上に立ち、感謝や今後の抱負を語ります。短く感動的な言葉が式の雰囲気を高めます。
ピン授与
名前が呼ばれるたびに、主任教員や先輩看護師、その他重要な教員がピンを胸に留めます。このピンは、従来の卒業式で配布される卒業証書に相当するシンボルです。
キャンドル点灯
学生一人ひとりが、フローレンス・ナイチンゲールを象徴するキャンドルに火を灯します。これはナイチンゲールから次世代の看護師へ「炎」を受け継ぐ意味を持ち、同時に看護師誓約を朗読します。
終了
ピン授与、キャンドル点灯、誓約の朗読が終わると、学生は正式に看護師として認められます。キャンドルを手にしたまま会場を退出し、胸には卒業校のピンと、医療コミュニティの一員であることを示す「翼付きメディカルピン」も装着します。
