フォレンジックナース(法医学看護)とは何か

概要

フォレンジックナースは、医療と司法をつなぐ新しい専門職です。証拠の収集や法的手続きへの対応、犯罪被害者へのケアを行います。

識別

  • 証拠収集、法手続き、証言、犯罪被害者の治療に特化した訓練を受けています。
  • 主な業務は性的暴行被害者の治療と証拠採取です。認定性的暴行看護師(SANE)になることが一般的な入り口です。

機能

  • 性犯罪だけでなく、事故死、殺人、自殺未遂、職場事故、家庭内暴力、児童・高齢者虐待などの捜査を支援します。
  • 被害者の外傷治療と同時に、フォレンジック写真撮影や怪我の評価を行い、意図的な加害を疑うケースを特定します。

特徴

  • 多くは救急部で勤務し、診療所、女性シェルター、検察官事務所、精神科、保険会社でも活躍します。
  • 災害現場での急性医療やトラウマケア、地域全体のサービス維持に貢献します。
  • 検視官や検死官の事務所で遺体検査時の証拠収集を行うこともあります。24時間オンコールの独立契約者として働くケースもあります。

留意点

  • 法務看護コンサルタントとして、看護学とパラリーガルの資格を併せ持つと、捜査や訴訟支援が可能です。
  • さらに法学位を取得し、弁護士としての道を進む人もいます。

歴史

  • 1992年に初の全国SANE会議で「フォレンジックナース」という名称が生まれ、同年に国際フォレンジックナース協会が設立されました。
  • 2008年時点で会員は3,200人以上。1996年に米国看護協会により専門分野として正式に認定されました。

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