患者が失神したとき、医療助手として取るべき対応は?
1. 患者の安全確保
・危険物や通路から離れた安全な場所へ患者を移動させます。
・首回りやウエストのきつい服は緩めます。
・仰向けに寝かせ、足をやや高く(約15センチ)上げます。
2. バイタルサインの確認
・脈拍、呼吸数、酸素飽和度を測定します。
・意識がない、または呼吸が止まっている場合はすぐにCPRを開始し、救急要請を行います。
3. 足の挙上
・心臓より約30センチ上げるように脚を上げ、脳への血流を促します。
4. 患者への刺激
・軽く肩を揺すり、はっきりと名前を呼んで覚醒を促します。
・胸骨中心部を軽くこすって刺激を与えます。
5. 新鮮な空気の供給
・窓やドアを開けて換気し、顔に冷たい風を当てます。
6. 安心感の提供
・意識が戻ったら、安心させながら「ここにいます」などと声掛けします。
7. 状態の継続的モニタリング
・バイタルサインを再度確認し、症状の変化がないか観察し続けます。
8. 事象の記録
・失神の日時、症状、実施した処置を患者のカルテに詳細に記載します。
9. 医師への相談
・回復が遅い、または再発が頻繁な場合は速やかに医師に報告し、原因究明と適切な治療を依頼します。
10. フォローアップケアの指導
・十分な水分補給と規則正しい食事を促し、脱水や低血糖を防ぎます。
・急な姿勢変化や過度な身体活動を避けるよう助言します。
適切なタイミングでの介入と、必要に応じた他の医療スタッフへの連携が、失神対応の鍵となります。
