入院病棟で必要な医療機器とその役割
入院室(患者が宿泊する病棟)では、緊急時や日常的なケアに欠かせない医療機器が備えられています。以下に代表的な機器とその重要性を紹介します。
呼び出しボタン
ベッドやシンクと同様に、患者が看護師を迅速に呼べる呼び出しシステムは入院室の必須設備です。一般的にコード付きのジョイスティック形状で、緊急呼び出しボタンやコールライトとも呼ばれます。
酸素供給設備
酸素マスク、チューブ、酸素タンクなどの酸素供給装置は、補助酸素が必要な場合に備えて常備しておく必要があります。別室に保管すると、患者に届くまで時間がかかり危険です。
吸引機
気道や肺にたまった液体を迅速に除去するために、吸引機は常備が必須です。緊急時にすぐ使用できるように配置します。
背板(バックボード)
胸部圧迫(CPR)を行う際、マットレスの弾力で効果が低下します。背板は硬く平らな板で、ベッドの頭部や足部に組み込まれ、緊急時にすぐ取り出せます。
アンビュバッグ(バッグバルブマスク)
CPR時に使用するアンビュバッグは、風船状のバッグにフェイスマスクが付いた装置で、空気や酸素を肺に送ります。酸素タンクと接続すれば純酸素を供給でき、口対口呼吸の代替として安全です。
