腰椎MRIプロトコルの概要

MRIの目的と適応

磁気共鳴画像法(MRI)は、骨折や腫瘍の有無を確認する診断手段です。腰部神経叢(lumbar plexus)のMRIは、腰痛、馬尾症候群、変性椎間板疾患、骨転移が疑われる場合に実施されます。

画像取得の次元(Dimensions)

MRIは、腰部神経叢の異常を正確に描出するために、平行面と直交面の複数の平面で撮像します。このプロトコルは仙腸関節や仙骨神経叢の評価にも同様に適用されます。

骨構造プロトコル(Bony Protocol)

骨折や軟部組織疾患、癌の転移が疑われる場合に使用します。患者の動きを最小限に抑える設定で撮像し、骨折が悪化するリスクを低減します。

臓器プロトコル(Visceral Protocol)

主に女性に対し、子宮や付属器の異常(例:子宮内膜癌、嚢胞、子宮筋腫)を評価する際に用います。特に子宮内膜癌の診断では、垂直・平行画像が重要です。医師は皮様嚢胞、子宮内膜症嚢胞、腺筋症など他の病変と鑑別する必要があります。

医療施設 - 関連記事