MRI対応ビデオ・サウンドシステムのご紹介

臨床医や研究者は磁気共鳴画像法(MRI)を用いて、脳など体内の構造や機能を可視化します。MRIは自動車を持ち上げるクレーンに匹敵する強力な静磁場を使用するため、近傍で使用する電子機器はすべて「MRI対応」―すなわち強磁場下でも安全かつ確実に動作するよう設計されていなければなりません。近年、複数のメーカーが MRI 環境下で利用できるビデオ・サウンドシステムを開発し、様々な用途で活用されています。

MRC の MRI 対応ビデオカメラ

MRC が提供するビデオシステムは、MRI 実施中の患者や実験対象者をリアルタイムで観察できるよう設計されています。カメラは装置内部(ボア)やイメージングコイル、その他スキャナ内の任意の位置に取り付け可能で、白色光または赤外線で映像を取得します。標準レンズと長焦点レンズのオプションがあり、撮影条件に応じて選択できます。

MSI のリラクゼーションシステム

MRI のボアは狭くて騒音が大きく、閉所恐怖症の患者は特に不安を感じやすいです。MSI のリラクゼーションシステムは、スキャン中に映像や音楽を再生できることで、患者の快適性を向上させます。映画やテレビ、音楽の再生に加えて、システムは画像品質に影響を与えず、MRI が発する大音量を軽減する効果も報告されています。

MRA の刺激提示システム(fMRI 用)

機能的 MRI(fMRI)では、視覚・聴覚刺激を与えて脳機能を測定します。そのため、刺激提示装置は高速で変化する磁場に耐え、電磁干渉を防ぐ特殊配線や RF フィルタ、光ファイバーを使用する必要があります。MRA が提供するシステムは、光ファイバー経由で映像・音声を伝送し、ステレオサウンドと患者応答パッドを備え、操作室から遠隔制御できます。

Applied Science Laboratories(ASL)のアイトラッキングシステム

研究や診断の一環として、被験者が画面上のどこを見ているかを測定することがあります。ASL のアイトラッキングシステムは、反射光と高速映像記録を組み合わせ、長距離光学部品で MRI ボア内でも正確に視線を取得します。世界70カ所以上で導入されており、校正・記録・解析用ソフトウェアも提供されています。

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