JCAHO(米国医療機関認証委員会)の看護計画チャート作成要件

JCAHO(Joint Commission on Accreditation of Healthcare Organizations)は、医療機関や提供者に対し基準を定める私的非営利団体です。認証取得は必須ではありませんが、業界標準となっており、多くの病院が取得を目指しています。JCAHOは請求業務から患者ケアの重要項目まで幅広く監査し、看護計画のチャート作成については一定の自由度を認めつつ、以下の点に特に注意を求めています。

禁止略語

JCAHOは特定の略語使用を禁じています。マニュアルでリストが公開されており、看護師と共有し遵守する必要があります。例として「U」(単位)や「IU」(国際単位)は「IV」と混同しやすく、投薬ミスにつながります。また「QD」(毎日)や「QDD」(隔日)も禁止されています。

明確さの確保

情報は正確かつ分かりやすく次の担当者へ伝わることが重要です。チャートは患者の安全と適切な治療を支えるもので、レビュー担当者が内容を即座に理解できなければなりません。JCAHOは施設や臨床医に方法を委ねますが、監査担当看護師はランダムに抽出されたチャートの記録を読めることを期待しています。

メディケア基準への適合

JCAHOはメディケアの適合性もチェックします。ケアプランは患者の状態に合致し、看護の専門的判断が示されている必要があります。目標、目標設定の根拠、進捗を測定する具体的なステップは、メディケアの払い戻し審査でも求められます。したがって、医療知識が限られたメディケア審査員でも理解できるように記載することが重要です。JCAHO監査員はこの観点からチャートを評価します。

医療施設 - 関連記事