海軍艦船に備える医療用品とは?
海軍艦船の医療施設は、艦種や任務に応じて大きく異なります。医療部門の主な役割は、予防医学、衛生管理、職業健康プログラム、そして基本的な診療です。例えば、総合病院船USSコンフォートは1,000床以上を有する移動病院で、ほぼすべての医療サービスを提供できます。一方、一般の艦艇は必要最低限の医療用品を備え、空母でも小規模な診療所が設置されています。
医薬品
- イブプロフェン、アスピリン、アセトアミノフェン、風邪薬、咳止めシロップ、ロペラミド、乗り物酔い防止薬などの市販薬。
- 麻薬、抗生物質、ステロイド、心血管系薬剤などの管理薬も保有する場合があります。
基本的な医療用品
- 縫合器具、氷嚢、目・耳の洗浄液、ギプス材料など。
- 医務官が乗船している場合は、簡易検査室やラボも備えています。
X線装置
- 最小規模の艦艇を除き、ポータブルX線装置を少なくとも1台搭載。大型艦では固定式X線装置を設置。
手術室
- 中型以上の艦では手術室を備え、滅菌装置、心電図モニター、除細動器、手術用備品(点滴液、注射針、カテーテル、気管チューブ、胃洗浄チューブ)や緊急用クラッシュキットが揃っています。
