医療用語「in situ(イン・シチュ)」とは何ですか?
「in situ」の基本的な意味
医療用語「in situ(イン・シチュ)」は、元の位置や正常な部位に留まっていることを意味します。病変やプロセスが発生した場所に限定され、他の部位へ広がっていない状態を示します。
がんにおける使用例
がんの文脈では、非浸潤性の状態を表す際に用いられます。例えば「carcinoma in situ(CIS)」は、がん細胞が起源となった層にとどまっている非浸潤性がんを指し、侵襲がんに比べ治療しやすいとされています。
その他の医療分野での使用例
「in situ」は感染症や炎症、先天性異常など、特定の部位に限定された状態を示す場合にも使われます。例として「otitis media in situ」は、中耳にとどまる中耳炎で、他部位や全身へ広がっていないことを意味します。
