看護師向けCMSガイドライン
米国の医療分野で最も多く雇用されている職種の一つが看護師で、200万人以上が働いています。米国看護師実務者協会(American Academy of Nurse Practitioners)の2007年調査によれば、プライマリケアや予防医療の60〜80%は看護師実務者(Nurse Practitioner, NP)が提供しています。NPは、メディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)の指針に沿って幅広い医療サービスを行い、医師の指示のもと患者ケアをサポートしますが、診断や一般的な病気の管理も行える高度な訓練を受けています。
ビジネスとメディケア
- すべてのNPは、ホスピス・緩和ケア看護師認定委員会(National Board on Certification of Hospice and Palliative Nurses)による認定を受け、同委員会に登録された看護師として活動します。高度実務看護師として認められるには、臨床看護専門家(Clinical Nurse Specialist)として登録が必要です。
- メディケアの請求番号を取得し、保険請求を行うためには、NPはプロフェッショナルナースとして登録され、認定団体の資格を保有し、修士号(看護学)を取得していることが条件となります。
特別サービス
- NPは医師が行う一部のサービスを提供できますが、完全な資格を有するNPのみが実施可能です。提供できるサービス例は、軽度の外科手術、特定の身体検査、X線画像の初期読影などです。
- ただし、完全な身体検査や医師の監督なしに外傷や疾患の治療を行うことは認められていません。
協働
- NPが医師と協働して医療を提供する場合、実践範囲と医師との関係を明確に文書化する必要があります。協働が密接であれば、患者評価時に医師が常に同席する必要はありません。
文書化
- NPは患者に関する全ての医療情報を読みやすい形で記録しなければなりません。これには病歴や診療内容が含まれます。記録要件は臓器ごとに異なり、重点と詳細度が変わります。
処方
- NPは医師と密接に連携しながら、医師が同席していなくても薬剤を処方できる権限があります。ただし、処方権の範囲は州ごとに異なり、一部の州ではNPに処方権が認められていません。
