ルイジアナ州の介護施設規制
ルイジアナ州は介護施設(nursing home)に対し許可制度を設けており、運営者と血縁・婚姻関係のない2人以上の利用者を受け入れる施設を対象とします。介護施設は、病気などで自立できない高齢者や障害者に対し、個別の介護サービスを提供します。連邦レベルでは、メディケア・メディケイドサービスセンター(CMS)が介護施設運営の指針を定めています。
居住者の権利
- 居住者は連邦・州法に基づき、プライバシーの保護や財産管理の委任可否、主治医の選択、ケアへの参加、面会・外出の自由、配偶者との同室権などが保障されます。
- 医療記録の閲覧権や、理解しやすい形での情報提供(必要に応じて外国語・手話での説明)を受ける権利があります。
- 治療の拒否権も明確に認められています。
居住者評価(Resident Assessment)
- 介護施設は「居住者評価ツール(RAI)」を用いて、入居者の全体的なニーズを包括的に評価します。評価は、ケア提供者、家族、主治医、外部コンサルタントとの面談や観察を含みます。
- 新規入居者には州が定めたRAIを使用し、心理状態、歯科健康、栄養摂取、服薬状況、皮膚状態、認知機能、活動レベルなどを記録します。
- 入居後14日以内、または身体・精神状態の変化があった際の14日以内に評価を実施し、前回の包括評価から366日後に年次評価を行います。
ケアの質(Quality of Care)
- 居住者の健康と生活の質を最優先し、末期疾患(腎不全、うっ血性心不全など)を含むすべての利用者に対し、個別のケアプランを策定します。
- 施設はリスク要因の評価、必要な介入の実施、実務基準の遵守、居住者の反応観察と予防策の見直しを通じて、適切なケアを提供できていることを示す必要があります。
