介護施設のケア基準

1987年に制定された介護施設改革法(Nursing Home Reform Act)に基づき、介護施設は政府からの助成金を受けるために多数の基準を満たすことが求められます。州ごとに追加のケアガイドラインが設定されている場合もあります。基準が存在しても、実際のケア品質が保証されるわけではないため、入所を検討する際は必ず施設を調査しましょう。

個別ケア計画(Personal Care Plan)

介護施設は利用者一人ひとりのニーズに合わせた個別ケア計画を作成し、法律で義務付けられています。計画には看護上の必要事項、食事・栄養の要件、投薬情報、身体的・精神的な特別配慮が含まれます。医師の指示やリハビリテーションの内容、トイレや衛生に関する指示も盛り込まれ、スタッフと家族が定期的に情報を更新します。

スタッフ配置

施設は利用者数に見合った十分な数の認定介護助手(CNA)や有資格看護師を確保しなければなりません。患者ケアを担当するスタッフ数は施設内に明示して掲示し、スタッフ不足が生じた場合は速やかに対応し、最適なケアが提供できるようにします。

感染症対策

法令により、施設は感染症拡大防止策を策定し、実施しなければなりません。手洗いは頻繁に行い、患者ごとに手を洗い直すことが必須です。また、感染症が確認された場合は地方・州の保健当局へ報告し、全スタッフは結核検査を受ける必要があります。

投薬管理

入居者は多数の薬を服用していることが多く、看護スタッフは医師の指示通りに投薬を行います。投薬時間、変更指示、補充要件、服薬拒否などは詳細に記録し、個別ケア計画に基づいて管理します。

食事・栄養

入居者には個々の食事制限や栄養ニーズに合わせた食事が提供されます。1日最低3食を規則的に提供し、朝食と夕食の間は14時間を超えないようにします。就寝前に軽食を提供することが原則ですが、医師の指示がある場合は例外とします。提供される全ての食事は適切な温度で提供されなければなりません。

トイレ介助・失禁管理

入居者は膀胱や腸のコントロールが困難な場合があり、スタッフは定期的にトイレの利用を促し、必要に応じてサポートします。失禁が起きた際は速やかに清拭し、匂いや感染の予防、入居者の尊厳を保つよう努めます。

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