カプセル拘縮の予防方法
カプセル拘縮とは?
カプセル拘縮は、豊胸手術後に起こり得る合併症の一つです。インプラントの周囲に形成される瘢痕組織(カプセル)が硬く収縮し、胸が硬く感じられる状態を指します。すべての女性が術後に何らかの瘢痕組織を形成しますが、個人差があり、収縮が強くなると痛みや違和感を伴います。カプセル拘縮は 1〜4 の段階で評価され、数字が大きいほど硬さが増します。
カプセル拘縮の予防方法
以下の対策を組み合わせることで、カプセル拘縮の発生リスクを低減できます。
- テクスチャードインプラントの使用:表面が凹凸のあるインプラントは、カプセルの収縮を抑制する効果があります。
- インプラントの埋入位置:筋肉の上にインプラントを置く(プレイス)よりも、筋肉の下(サブミスティック)や完全に筋肉の下(全筋膜下)に埋め込む方が拘縮リスクが低くなります。
- 術後マッサージ:医師の指示に従い、手術後早期に胸をやさしくマッサージすることで、カプセルが柔らかく保たれます。長期的に継続することが推奨されます。
- ビタミンEの摂取:科学的根拠は完全ではありませんが、ビタミンEが組織の柔軟性を保つ可能性があります。ただし、手術前後2週間は出血リスクを避けるため摂取を控えてください。
- 抗生物質の使用:感染予防がカプセル拘縮の予防につながります。医師の指示に従い適切に使用してください。
- カプセル切除術(カプスエクトミー):上記対策で改善しない場合は、インプラントとカプセルを一度取り除き、再度インプラントを装着する手術が検討されます。
