乳房縮小手術に伴う問題とリスク

メイヨークリニックによれば、乳房縮小手術(乳房形成術)は大きすぎる胸による慢性的な首・肩・背中の痛みや姿勢の悪化、乳房下の皮膚炎などの症状を改善できます。乳房形成術は乳房のサイズを変える手術全般を指し、肥大(豊胸)と縮小の両方が含まれます。

乳房縮小手術は通常20歳以上の女性を対象としますが、身体的・心理的な負担が大きいティーンエイジャーに対して行われることもあります。手術にはいくつかの合併症リスクが伴います。

手術方法と効果

  • 最も一般的な手術法はアンカー形状の切開で、余分な乳腺組織・脂肪・皮膚を除去して胸のサイズを縮小します。

    多くの場合、乳頭と乳輪はそのまま残りますが、極端に大きく垂れ下がった乳房では血管・神経を切断し、乳頭・乳輪をより高い位置に再付着させることがあります。この操作により乳頭の感覚が永久に失われ、授乳が困難になることがあります。

術後の経過

  • 手術後はガーゼや弾性包帯で胸部を保護し、痛み止めと抗生物質が処方されます。日帰り手術の場合もありますが、入院が必要なケースもあります。

    術後約1か月は圧痛や腫れ、青あざが続くことが多く、切開痕は永久的に残ります。新しい胸の形が完全に定着するまでには最長で6か月かかります。

リスク

  • 授乳障害に加えて、感染症(腫れ、疼痛、紅斑)や乳頭・乳輪の感覚低下、左右の形・サイズの微妙な不均衡(非対称)が起こりやすいです。感覚の回復には数か月を要することがあります。

合併症

  • 乳頭への血流障害により壊死や瘢痕が生じ、最悪の場合乳頭が失われることがあります。また、乳房全体や乳頭の感覚が不可逆的に失われるリスクもあります。

    手術後に体形の変化に適応できず心理的ストレスを感じるケースや、胸がまだ大きすぎる・小さすぎると感じて不満を抱く患者もいます。

予後

  • リスクや合併症はあるものの、ほとんどの患者が満足できる結果を得ています。胸が新しいサイズに慣れるまで数か月間はサポートブラを着用する必要があります。

    乳房縮小によりブラの肩ベルトの圧迫が軽減され、以前は困難だった運動がしやすくなり、自己イメージの向上にもつながります。

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