硬化療法(静脈瘤・蜘蛛状静脈治療)の概要と注意点
硬化療法(硬化注射)は、主に足にできる静脈瘤や、静脈瘤に伴う小さな蜘蛛状静脈の治療に用いられる外来手術です。薬剤を血管内に注入し、血管を収縮・閉塞させることで徐々に消失させます。
手順
硬化療法は低侵襲の外来手術で、医師が硬化剤を対象血管に注入します。静脈瘤が完全に消えるまでに約3か月、蜘蛛状静脈は約6週間かかります。
使用する硬化剤
硬化剤は血管の状態や治療範囲に応じて選択され、主にポリドカノール、テトラデシル硫酸ナトリウム、過塩素酸食塩水などがあります。
アフターケア
治療後は圧迫ストッキングやラップを1〜3週間装着し、毎日30分程度の軽い歩行を推奨します。ただし、施術直後の数日は激しい運動は避けてください。
合併症・副作用
主な副作用は注射部位の軽い灼熱感や硬化剤へのアレルギー反応です。稀に皮膚潰瘍、瘢痕形成、深部静脈血栓症が報告されています。
注意事項
妊娠中や授乳中の方は硬化療法を受けるべきではありません。また、出産後は最低でも3か月経過してから治療を受けることが推奨されます。
