血管ステント手術後に血栓はできるのか?
血管内ステント手術は、血管内にステントを留置し血流を改善する手術です。一般的に安全な手術ですが、術後に血栓ができるリスクはごくわずかに存在します。
血栓ができる原因
血栓が形成される主な要因は次のとおりです。
・ステント留置時に血管壁が損傷し、血小板が集まりやすくなる。
・ステントが血流を部分的に妨げ、血液の停滞が起こる。
・既往歴として血栓症や凝固障害がある場合、リスクが高まります。
血栓の主な症状
術後に以下の症状が現れたら、血栓の可能性があります。
・ステント留置部位(脚や腕)の痛み
・腫れやむくみ
・局所の温感上昇
・赤みや皮膚の変色
・歩行や腕の動きが困難になる
血栓が疑われる場合の対処
上記の症状が出たら、すぐに医師の診察を受けてください。血栓は放置すると生命に関わる重大な合併症を引き起こすことがあります。
血栓リスクの低減策
術後の血栓予防として、医師は以下の対策を指示することがあります。
・抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)の投与
・血流改善のための圧迫ストッキングの着用
また、術前に自分の既往歴や家族歴を医師にしっかり伝え、リスクを共有することが重要です。
血管ステント手術を検討している方は、手術の利点と同時に血栓リスクや予防策について医師と十分に相談しましょう。
