クリスタレンス眼手術の概要と詳細

白内障(Cataracts)

白内障は加齢に伴う自然な現象で、40代半ばから近距離視力が徐々に低下し始めます。透明な水晶体が濁り、視界が曇ったように感じます。クリスタレンスは、白内障の除去と同時に視野全体を回復させる新しい手術です。

患者の適格性

加齢により白内障や老眼(近距離視力低下)が生じた方は、クリスタレンス手術の対象となります。白内障除去手術は米国で最も一般的な手術の一つで、保険適用があることが多いですが、クリスタレンス用レンズは従来のレンズより高価なため、追加費用が必要になる場合があります。

クリスタレンスと従来の白内障手術の違い

従来の手術では、濁った水晶体を取り除き、固定された人工水晶体を装着しますが、老眼の改善にはつながりません。クリスタレンスは柔軟性のある人工水晶体で、焦点を合わせるたびに形状が変わり、遠近両方の視力を補正します。

手術手順

手術は通常の白内障除去と同様です。まず局所麻酔で眼を麻痺させ、角膜に小さな切開を入れ、超音波エネルギーで水晶体を乳化し吸引します。除去後、クリスタレンスレンズを眼内に装着し、1時間以内に終了します。外来での手術です。

術後の経過と予後

回復は比較的早く、手術翌日に医師の診察を受け、レンズの位置確認や抗生物質点眼が行われます。感染や眩しさ、視覚障害のリスクはありますが、UV感受性が高くなるため、外出時はサングラスの着用が推奨されます。

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