レーザー視力矯正手術の副作用と対処法

レーザー視力矯正手術は、矯正レンズへの依存を大幅に減らすことを目的とした手術ですが、すべての手術と同様に副作用のリスクがあります。患者ごとに眼の状態や回復速度が異なるため、以下のような症状が現れることがあります。

ドライアイ

手術後に目が乾いたり、砂粒が入ったように感じることがあります。多くは数週間で改善しますが、術前にドライアイの既往がある場合は症状が悪化することがあります。術前に医師に相談すれば、涙点プラグなどで涙の排出を抑える処置が可能です。

ハロー・グレア

暗所で瞳孔が拡大すると、周辺光が散乱し、ハローやグレアが見えることがあります。特に夜間運転時に顕著です。手術後数週間は症状が強くなることがありますが、通常は6週間以内に軽減します。必要に応じて処方点眼薬や追加の矯正手術で対処します。

中心部島(センタライズドアイランド)

レーザー照射が不十分な小さな領域が角膜に残り、視界にぼやけや二重像が出ることがあります。多くは数ヶ月で自然に解消しますが、症状が続く場合は追加のレーザー治療が必要です。

角膜フラップの問題

LASIKなどで作成した角膜フラップが手術中または術後数日でずれることがあります。ほとんどはフラップの再定位で解決し、長期的な視力障害は残りません。

視力の回帰(リグレッション)

手術後、元の屈折状態に少し戻ることがあります。高度な近視・遠視や大きな乱視の患者に起こりやすいです。術後6か月以内であれば、再矯正手術で改善できることが多く、夜間運転用の眼鏡で対処する場合もあります。

感染症

感染は極めて稀ですが、無菌手術と術後の抗菌点眼薬でリスクは低減します。手術後1週間は目のメイクや温泉、プールの使用を避け、定期的なフォローアップで回復状況を確認します。

これらの副作用はほとんどの場合一時的で、適切な管理とフォローアップにより安全に手術を受けられます。

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