耳垢除去にキャンドルワックスを使う方法
はじめに
耳垢を除去する方法のひとつに、ビーズワックスキャンドルを用いる「耳キャンディング」があります。古代ギリシャやエジプトでも行われていたこの方法は、熱でやさしく耳道の垢を引き出すため、綿棒などでの除去に比べて安全です。耳の感染リスク低減や聴力向上などの健康効果が期待できます。
準備手順
- 手を洗う:細菌や汚染を防ぐため、必ず手を清潔にします。
- 体位を整える:患者を横向きに寝かせ、耳周辺を布で覆い、必要なら枕で頭を少し持ち上げます。
- キャンドルの先端を整える:はさみで先細り部分をカットし、指で円形に戻して形を整えます。
- プレートにセット:プレートの中心に「X」を切り、キャンドルの先端を通して数インチ出すようにします。
- 点火と加熱:大きい方の端に火をつけ、先端を指で約30秒間覆い、熱と煙を内部に閉じ込めます。
キャンディング実施
- 先端を耳に挿入:患者の耳にゆっくりと先端を入れ、煙が出ない程度にしっかりと固定します。プレートは頭部を保護します。
- 燃焼させる:患者は横向きでリラックスし、キャンドルがプレートから3〜4インチ上になるまで燃やします。燃え尽きた大きい端は灰として処分できます。
- 火を消す:キャンドルとプレートを取り外し、火は水の入ったボウルに入れて消します。
終了後のケア
- 外耳を拭く:湿ったウェットティッシュで外耳の内側を軽く拭き取ります。
- グリセリンを塗布:外耳の内側にグリセリンを少量塗ります。
- 保護する:風やゴミから耳を守るため、綿や耳栓で最低1日間覆います。これにより耳垢が自然に再生します。
