動静脈瘻(AVF)作成に必要な器具とは?

動静脈瘻(Arteriovenous fistula、AVF)は、前腕などで動脈と静脈を恒久的に接続し、血液透析用の長期的な血管アクセスを確保する手術です。以下に、AVF作成で一般的に使用される器具を紹介します。

1. メス(Scalpel)

皮膚や皮下組織を切開するための外科用ナイフです。

2. ヘモスタット(Hemostat)

血管を一時的に閉鎖し、出血をコントロールするクランプです。

3. リトラクター(Retractor)

手術部位を広げ、視野を確保するために組織を保持する器具です。

4. 縫合糸(Suture)

血管や組織を縫い合わせるための糸やワイヤーです。

5. 針(Needle)

注射、縫合、または吸引に使用する鋭利な器具です。

6. 静脈拡張器(Vein dilator)

静脈を拡げ、動脈との接続を容易にするバルーン状のデバイスです。

7. 血管クランプ(Vascular clamps)

手術中に動脈・静脈を一時的に閉鎖する専用クランプです。

8. グラフト素材(Graft material)

合成グラフトや患者自身の静脈片を使用して、動脈と静脈を接続することがあります。

9. ドップラー超音波(Doppler ultrasound)

手術前後の血流を非侵襲的に評価する画像診断装置です。

10. 手術顕微鏡(Surgical microscope)

視野と操作精度を高めるために使用されることがあります。

11. ラジオ波焼灼装置(Radiofrequency ablation device)

動脈枝をシールするために使用します。

12. 静脈拡張器(Venous dilator)

静脈を拡げる目的で使用されます。

13. トンネルラー(Tunneler)

皮下トンネルを作り、グラフトを通すための器具です。

使用する器具は外科医の好みや患者の解剖学的特徴により多少異なることがあります。手術は局所麻酔下で行われ、作成したAVFは数週間かけて成熟し、血液透析に適した状態になります。

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