口腔洞(OAC)と鼻腔瘻(Fistula)の違いは?

口腔洞(OAC)とは

口腔洞(Oroantral communication, OAC)は、口腔と上顎洞(副鼻腔)との間に異常な開口部ができる状態です。主に歯の抜歯や上顎部の外科処置などの外傷が原因です。

主な症状

  • 口腔内への空気や液体の漏出
  • 上顎洞炎(副鼻腔炎)
  • 嚥下障害(飲み込みにくさ)

鼻腔瘻(Fistula)とは

瘻(フィスタラ)とは、本来接続していない二つの組織や臓器が異常に連結した通路のことです。歯科領域では、口腔と鼻腔を結ぶ口鼻瘻(oronasal fistula)が該当します。上顎部の外傷や外科処置が原因で生じます。

主な症状

  • 鼻からの継続的な漏出(液体・空気)
  • 鼻への液体漏出による鼻漏
  • 嚥下障害
  • 鼻逆流(食べ物や飲み物が鼻に流れ込む)

違いのポイント

  • 開口部の向き:OACは口腔⇔上顎洞、Fistulaは口腔⇔鼻腔
  • 主な症状:OACは口からの漏れと副鼻腔炎、Fistulaは鼻からの漏れと鼻逆流
  • 治療アプローチは部位と症状に応じて異なる

虹彩診断(イリドロジー) - 関連記事