白質脳症(レウコアラオシス)とは?

白質脳症(レウコアラオシス)とは

白質脳症は、脳の白質(脳と脊髄をつなぐ組織)が薄くなる、または希薄化する状態を指す医学用語です。語源はギリシャ語の「leukos(白)」と「araios(希薄・薄い)」に由来します。

画像診断での所見

MRI(磁気共鳴画像)などの脳画像検査では、白質の信号強度が低下した領域として確認されます。高齢者に多く見られ、さまざまな疾患と関連しています。

主なリスク要因

  • 加齢:年齢が上がるにつれて白質脳症の罹患率は増加します。
  • 高血圧:血圧が高いと脳の細小血管が障害され、白質の変性を引き起こします。
  • 糖尿病:血糖値の上昇が血管や神経を損傷し、白質に影響を与えます。
  • 心疾患:冠動脈疾患などの心臓病は脳への血流低下を招き、白質を傷つけます。
  • 喫煙:タバコの有害物質が血管や神経を障害し、白質の変化を促進します。
  • 肥満:肥満は高血圧や糖尿病などのリスクを高め、結果的に白質脳症のリスクも上がります。
  • 遺伝的要因:遺伝子構成により白質脳症になりやすい人がいます。

症状と臨床的意義

多くの場合、白質脳症自体は自覚症状を伴いません。しかし、進行すると脳卒中や認知症などの重篤な疾患の前兆となることがあります。心配な場合は、医師に相談し、適切な評価を受けることが重要です。

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