関節固定術(Arthrodesis)とは?
関節固定術(Arthrodesis)は、2つ以上の骨を永久に融合させる外科手術です。関節の変形や不安定性を矯正したり、痛みを軽減したりすることを目的とします。脊椎、膝、股関節、足関節など、体のさまざまな関節で実施されます。
関節固定術を行う主な理由
重度の関節炎: 関節炎が進行し、激しい痛みや硬直、機能障害が残る場合に有効です。
関節不安定性: 外傷や疾患で関節が緩んだり不安定になったとき、固定して安定させます。
変形: 先天性や外傷による関節の形状異常を矯正します。
疼痛: 他の治療法で改善しない激しい痛みを緩和します。
関節固定術の種類
対象となる関節に応じて、主に以下のタイプがあります。
脊椎関節固定術: 複数の椎骨を融合させ、脊椎の不安定性や変形、外傷を治療します。
膝関節固定術: 重度の関節炎や不安定、変形がある膝関節を固定します。
股関節固定術: 重度の関節炎や不安定、変形がある股関節を融合させます。
足関節固定術: 重度の関節炎や不安定、変形がある足関節を固定します。
関節固定術のリスク
手術全般と同様に、以下のような合併症が起こる可能性があります。
感染症
出血
神経損傷
血栓症
偽関節(骨が融合しない)
硬直
術後の疼痛
リスクは手術の種類や患者さんの健康状態により異なります。手術を受ける前に、担当医とリスクとベネフィットを十分に相談してください。
