エピケレメとは何か?
エピケレメの定義
エピケレメとは、三段論法とそれを裏付ける証拠や推論を組み合わせた論証手法です。
この手法は、三段論法、帰納的証拠、またはエンティメ(省略された前提)を組み合わせ、結論を強化します。
前提と結論は示されますが、前提には明示的な証拠が付随し、結論への導出過程を示す役割を果たします。
構成
エピケレメは主に2つの要素から成ります。
- 三段論法:大前提・小前提・結論からなる演繹的論証。
- 証拠・推論:結論を補強するための説明や追加情報。
例
例1
大前提:水は2つの水素原子と1つの酸素原子から構成される。
小前提:水素と酸素は無色・無臭の気体である。
結論:水も無色無臭である。
証拠・推論:水素と酸素が無色無臭であることから、これらで構成された水も同様に無色無臭であると説明できる。
例2
大前提:勤勉な人は人生で成功しやすい。
小前提:トムは学業・仕事ともに努力し続けている。
結論:トムは将来成功する可能性が高い。
証拠・推論:社会には勤勉と成功の相関関係を示す事例が多数存在し、トムのように努力する人が多くの成果を上げている。
上記の例では、証拠が三段論法の結論を補強し、全体の説得力を高めています。
