血液中の好酸球とは?
好酸球とは
好酸球は白血球の一種で、体の免疫システムに関与しています。骨髄で産生され、胸腺で成熟し、血液や組織、臓器に存在します。
主な免疫機能
- 寄生虫感染に対する防御
- アレルギー反応の調節
- 特定のがん細胞への攻撃
- 組織修復の促進
血中の正常範囲
血液中の好酸球は、1μL(マイクロリットル)あたり0〜500個が正常とされています。
好酸球増加(好酸球症)の主な原因
- 寄生虫感染
- アレルギー反応
- 特定のがん
- 炎症性疾患
好酸球減少(好酸球減少症)の主な原因
- 遺伝性疾患
- 副腎機能障害
- HIV/AIDS
- がん治療(化学療法・放射線療法)
医師への相談
好酸球数に不安がある場合は、必ず主治医に相談しましょう。
好酸球の特徴
- 白血球の中で好中球に次いで2番目に多い
- 直径は約10〜12μm
- 二葉核と赤色に染まる顆粒を持つ細胞質
- 高い運動性を示し、感染部位や炎症部位へ移動できる
- サイトカイン、ケモカイン、活性酸素種など多様な媒介物質を放出し、感染防御や組織修復に寄与する
まとめ
好酸球は免疫システムの重要な構成要素で、感染防御、アレルギー調整、組織修復に大きな役割を果たします。
