生体磁気治癒とは
歴史
古代ギリシャ人が最初に生体磁気治癒を実践しました。彼らは磁石(ロドストーン)を発見し、ヒポクラテスはその治癒効果を記録しています。古代エジプトや東洋でも同様の技術が使われ、クレオパトラは若さを保つためにロドストーンの装飾品を身に着けていたと伝えられます。現在はドイツなど欧州や日本の医療現場でも取り入れられ、米国では研究が始まったばかりです。
仕組み
生体磁気治癒は主に二つの方法があります。1つはパルス電磁装置を用いる方法で、電子やイオンの動きで磁場を発生させます。もう1つは固定磁石(家庭用の冷蔵庫磁石より強力)を使用し、対象部位に当てるだけです。磁場は血中のカルシウムイオンの動きを促し、酵素やホルモンの働きを高めるとされています。また、松果体の活動を調整し、質の高い睡眠をサポートすると考えられています。
効果
主な目的は疼痛緩和です。関節炎や外傷による痛みの軽減に利用されます。磁石の北極(負極)は痛みや腫れ、神経系の症状を和らげるとされ、南極(正極)は腫れを助長し、悪性細胞や真菌の増殖を促す可能性があるため、固定磁石の使用は注意が必要です。
研究状況
米国では研究がほとんど進んでおらず、FDAは肯定的な回答を出していません。一方、欧州諸国、ロシア、日本、中国では多数の臨床試験や実証研究が行われています。ドイツだけでも500件以上の研究が報告され、ロシアでも有名な医師が実践しています。
注意点
ペースメーカーや電子埋め込み装置を持つ患者は磁場により機器が故障する恐れがあります。また、がんや感染症を抱える人は南極磁力が症状を悪化させる可能性があるため避けるべきです。てんかん患者や妊婦も生体磁気治癒の対象外とされています。
