くる病と骨軟化症の主な違いとは

くる病と骨軟化症の概要

くる病と骨軟化症はどちらも骨の健康に影響を及ぼす疾患ですが、発症する年代や原因が異なります。

くる病(Rickets)

子どもの成長期に、ビタミンD、カルシウム、リン酸の不足が続くと発症します。骨が弱くなり、変形することがあります。主に乳幼児や幼児に多いですが、年長児や成人でも起こり得ます。

骨軟化症(Osteomalacia)

成人期にビタミンDやカルシウムが不足すると起こります。骨が軟らかく脆くなり、骨折しやすくなります。閉経後の女性や、セリアック病・クローン病などの基礎疾患を持つ人に多く見られます。

主な違い

  • 年齢層:くる病は子ども、骨軟化症は成人が対象です。
  • 原因:くる病はビタミンD・カルシウム・リン酸の欠乏、骨軟化症はビタミンD・カルシウムの欠乏が主因です。
  • 症状:くる病は骨痛、筋力低下、脚や腕の変形が見られ、骨軟化症は骨痛、筋力低下、骨折リスクの増加が特徴です。
  • 治療:どちらもビタミンDとカルシウムのサプリメントで対処します。くる病の場合、変形が重度なときは外科的矯正が必要になることがあります。

これらの違いを正しく理解すれば、子どもも大人も必要な栄養素を確保し、健康な骨を維持する手助けができます。

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