食道鏡検査とは?実施方法・目的・リスクとアフターケア
食道鏡検査とは
食道鏡検査は、口から細い柔軟なチューブ(先端にカメラ付き)を挿入し、食道内部を直接観察する検査です。食道は口から胃へと食べ物を運ぶ管で、炎症や潰瘍、腫瘍などの異常を確認できます。
食道鏡検査の目的
主に以下の症状や疑いがある場合に実施されます。
- 嚥下障害(飲み込みにくさ)
- 胸やけ
- 胸部痛
- 吐き気・嘔吐
- 咳や喘鳴
- 声がれ
- 喉に異物感があるとき
また、次のような疾患の診断・治療にも用いられます。
- 食道がん
- バレット食道
- 食道狭窄(狭くなること)
- ゼンカー憩室(食道にできる嚢)
- 弁膜症(食道筋の機能障害)
食道鏡検査の手順
検査は外来で行われ、当日帰宅できます。局所麻酔で喉の奥をしびれさせ、快適に受けられます。
検査中は仰向けに寝て、口にマウスピースを装着し口を開けた状態を保ちます。医師が食道鏡を口から喉へ、そして食道へと慎重に進め、カメラで内部を観察します。
検査時間は通常10〜15分程度です。
食道鏡検査のリスク
安全性は高いですが、稀に以下の合併症が起こる可能性があります。
- 食道穿孔(穴が開く)
- 出血
- 感染
- 誤嚥(液体が肺に入る)
- 麻酔に対する反応
検査後の過ごし方
喉や胸に軽い痛みや違和感、声がれ、嚥下障害が出ることがありますが、数日で改善します。検査後数時間は飲食を控え、数日は激しい運動を避けてください。
受診が必要な症状
以下の症状が現れた場合は、すぐに医師へ連絡してください。
- 強い喉や胸の痛み・違和感
- 呼吸困難や嚥下困難
- 嘔吐
- 発熱
- 寒気
