尿中の赤血球(RBC)HPF陽性結果を回避する方法
患者の準備
採尿当日は、激しい運動や過度の水分摂取、カフェインの摂取を控えるよう患者に指示します。
可能であれば、生理期間中の検査は延期します。
尿の比重が高くなりやすい朝一番の尿は、赤血球が検出されやすくなるため、避けるようにします。
正しい採尿方法
採尿容器は清潔で、タルク粉や石鹸残留物などの汚染物質がないことを確認します。
患者には、無菌ワイプを用いて外陰部を十分に清拭し、ミッドストリーム尿を採取させます。
容器には少なくとも10 mLの尿を入れ、容器壁に触れないよう適切な量を満たします。
採取した尿は、患者の氏名、採取日・時間、既往歴や服用中の薬剤などを明記してラベル付けします。
検体の取り扱いと処理
採取後1〜2時間以内に検体をラボへ速やかに搬送し、検体の劣化を防ぎます。
適切な遠心条件で尿を遠心し、沈殿ペレットを作成して顕微鏡観察を行います。
検査室では品質管理を徹底し、尿検査結果の正確性と信頼性を確保します。
以上のポイントを守ることで、偽陽性のRBC HPF結果を最小限に抑え、尿路疾患の診断精度を高めることができます。
