痛烈な刺しで知られるアリの種類
アリは社会性昆虫で、女王が率いるコロニーを築き、数千匹の働きアリが維持・保護します。ハチやスズメバチと同じクモアリ科に属し、種によっては獲物や捕食者に対し痛みを伴う刺しを行います。この刺しは獲物を捕らえるため、またコロニーを守るために使われます。
ブルドッグアリ (Bull Dog Ant)
オーストラリアに分布するブルドッグアリは、スズメバチに似た外観で、毒針を持ち獲物を追跡し殺します。約1インチ(約2.5cm)の体長で、非常に敏捷で走行や跳躍が得意です。砂地に巣を作り、ミツバチやハタケアリなどの小型昆虫を捕食します。
レッドファイアアリ (Red Fire Ant)
名前が示す通り、後部の針で焼けるような痛みを残すファイアアリは、南米原産ですが偶然米国へ持ち込まれ、攻撃的な性質から深刻な害虫とされています。体長は約1/4インチ(約6mm)で赤色。柔らかい土壌を好み、乾燥した地域に地下にトンネル網を構築して生活します。雑食性で、植物、他の昆虫、果実、ひよこなどの小動物を食べます。
バレットアリ (Bullet Ant)
バレットアリは刺しの痛みが最も激しい昆虫の一つで、最大24時間続くことがあります。体長は約1インチ(約2.5cm)で、赤や茶色です。中米・南米のニカラグアやペルーなどの樹木の根元近くに巣を作ります。雑食性で小さな植物、花の蜜、小型昆虫を食べます。
ハーベスターアリ (Harvester Ant)
北米に分布するハーベスターアリは乾燥した環境を好み、露出した場所にコロニーを築きます。黒または赤褐色で体長は約0.38インチ(約1cm)です。刺すと皮膚に痛む赤い腫れができます。主に砂漠の草種の種子を採集し、巣内の別室に保存します。またシロアリなどの小型昆虫も捕食します。
