ナンキンムシが増加する主な原因とは?

ナンキンムシ(ベッドバグ)の数が急激に増えているのは、主に2つの理由によります。1つ目は国際旅行の増加です。旅行者がナンキンムシが繁殖している地域へ行き、虫が荷物に付着して持ち帰られることがあります。2つ目は、環境破壊が大きかった広域殺虫剤DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)の使用禁止です。DDTの撤廃により、自然界の天敵が減少し、ナンキンムシが拡大しやすくなりました。

荷物のチェック

ナンキンムシは体が平らで、スーツケース、寝袋、バックパック、ハンドバッグなどに簡単に入り込みます。幼虫はほとんど無色で見分けにくく、衣類の中に潜むこともあります。荷物は床やベッドの上に放置せず、プラスチック製のゴミ袋に入れて保管すると効果的です。帰宅したらすぐに大きめのゴミ袋に入れ、室内への侵入を防ぎましょう。

宿泊施設の確認

ホテルやモーテル、B&Bは多くの旅行者が利用するため、ナンキンムシが持ち込まれやすい環境です。部屋に入る前に、ベッドシーツやマットレスを持ち上げて暗い小さな斑点(糞や血痕)がないか確認してください。見つかった場合はすぐに部屋を離れ、可能であれば宿泊施設全体から退去しましょう。

中古家具・マットレスの注意点

路上やフリーマーケットで安く手に入る中古家具やマットレスは、ナンキンムシが潜んでいることがあります。写真フレームの隙間まで入り込めるほど体が平らです。臭いがなく見た目が問題なさそうでも、必ず糞の痕跡を確認し、疑わしいものは持ち帰らないようにしてください。

他の感染住宅

アパートや寮などの集合住宅では、1部屋だけの駆除では効果がありません。虫は処理された部屋から未処理の部屋へ移動してしまうため、建物全体を同時に処理する必要があります。全棟の徹底的な駆除が、再感染を防ぐ唯一の方法です。

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