ナンキンムシの症状

ナンキンムシのかゆみ

多くの人は睡眠中に刺される感覚があると考えがちですが、ナンキンムシは刺した部位を麻酔させるため、最初は痒みや違和感を感じません。通常、刺された後1時間以上経ってからかゆみが出ます。個人差はありますが、刺された部位は膨らんだ赤い斑点やハチの巣のような集団状の発疹になることがあります。発疹は他の虫刺されより治癒に時間がかかり、強いかゆみを伴いますが、外用クリームで緩和できます。

ナンキンムシの臭い

重度の侵入がある場合、熟したラズベリーのような甘くカビ臭い匂いがします。この匂いはナンキンムシの汗腺から分泌されるものです。自宅では感じにくいことがありますが、宿泊施設など大量に繁殖している場所でははっきりと嗅ぎ取れます。

ナンキンムシの痕跡

侵入が疑われる場合、脱皮した皮や赤茶色の糞跡を確認します。痕跡はマットレスやヘッドボード、壁紙の裏、木製家具の隙間などに見られます。これらを発見したら、住宅全体にナンキンムシがいる可能性が高く、徹底的な調査が必要です。

予防策

最も効果的な対策は予防です。メスは一度受精すると一生に最大300匹まで産むことができます。旅行時は宿泊先のベッドや家具を目視でチェックし、持ち帰り荷物に虫が付着しないよう注意しましょう。中古品を購入する際も十分に検査してください。シーツは週に一度洗濯し、ベッド周りは定期的に掃除機をかけます。壁や床の隙間はシーリング材で埋め、ナンキンムシの潜伏場所を減らします。

駆除方法

重度の感染が確認された場合は、専門業者による調査と駆除が必要です。市販の防虫スプレーは効果が薄いです。すべての寝具は最低36℃(約97°F)以上の熱湯で洗濯し、虫卵を死滅させます。場合によっては、感染した家具を処分することも検討します。

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