11歳の子どもが舌下に膿瘍のような隆起がある場合、何が考えられるか?
ランラとは
ランラは、舌の下(口底)にできる無痛で青みがかった腫れです。唾液腺が詰まり、唾液がたまることで形成されます。子どもや若年成人に最も多く見られます。
原因
唾液腺の導管が閉塞すると、唾液がたまり腫れが生じます。これがランラの主な原因です。
症状
主な症状は、舌下にできる無痛の青紫色の腫れです。腫れは硬い場合もあれば、液体で満たされた柔らかい場合もあります。その他の症状としては、以下が挙げられます。
- 食事や会話がしにくくなる
- 唾液が過剰に出る(流涎)
- 口臭が強くなる
- 顎や首に痛みを感じることがある
診断
外観だけで診断されることが多いですが、超音波検査やMRIなどの画像検査で確定し、他の疾患と区別することがあります。
治療
小さなランラは自然に消失することが多く、特別な治療は不要です。腫れが大きく機能障害や不快感がある場合は、外科的に除去します。手術は外来で行われ、約30分程度で終了します。
合併症
手術やランラ自体により以下の合併症が起こることがあります。
- 感染
- 瘢痕形成
- 唾液腺の機能障害
- 食事や会話の困難
予後
予後は概ね良好です。多くは自然に消失しますが、症状が重い場合は手術で除去すれば完治します。
