ノミに刺されると病気になる可能性はありますか?
ノミの刺咬は、血を吸う小さな翼のない昆虫が皮膚に唾液を注入することで、さまざまな感染症を媒介する可能性があります。
ノミが媒介する主な疾患
カットスクラッチ病(Bartonella henselae)
主に猫の引っかきや噛み傷で感染しますが、ノミの刺咬でも伝染します。症状は発熱、寒気、頭痛、倦怠感、刺咬部近くのリンパ節腫脹です。
鼠ツィフス(Rickettsia typhi)
感染したげっ歯類を吸血したノミが媒介します。発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、発疹が主な症状です。
ツラレミア(Francisella tularensis)
感染ウサギやその他の動物を吸血したノミが伝染させます。症状は発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、刺咬部の皮膚潰瘍です。
ペスト(Yersinia pestis)
感染げっ歯類を吸血したノミが媒介し、適切に治療しないと致命的です。発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、リンパ節腫脹(腺ペスト)などが現れます。
皮膚への影響と二次感染
ノミの刺咬はかゆみや腫れ、炎症を引き起こし、場合によっては二次的な皮膚感染症になることがあります。
ノミに刺されないための対策
- 屋外では長袖・長ズボン、靴下を着用する。
- ズボンを靴下の中に入れ込む。
- DEET を含む虫除けを使用する。
- ペットに定期的にノミ駆除薬を投与する。
- 自宅や庭のゴミや枯葉を清掃し、ノミの繁殖環境を除去する。
刺咬後の対処法
刺咬部は石鹸と水で洗い、抗菌軟膏を塗布します。発熱やリンパ節腫脹などの感染症状が現れた場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
