蚊に刺されないために使える対策は?
蚊が媒介する病気
蚊に刺されると、マラリア、黄熱病、デング熱、象皮病、脳炎などの危険な感染症を媒介する可能性があります。また、犬の心臓虫症(Dirofilaria immitis)も蚊を通じて広がり、犬だけでなくコヨーテやオオカミ、キツネ、猫、フェレット、そして人にも感染します。
虫除け
ケンタッキー大学の調査によると、ジエチルトルエート(DEET)を含む外用虫除けが最も効果的です。長時間屋外にいる場合は、濃度30%以上のDEET製品を選びましょう。濃度が高いほど防護時間が長くなります。DEETにアレルギーがある人は、ピカリジンを含む製品を使用できますが、効果の持続時間はDEETより短く、2時間ごとに塗り直す必要があります。シトロネラ油は蚊が嫌う匂いを放ち、ローションやキャンドルで約1時間の防除が期待できます。
その他の対策
屋外で作業やレクリエーションを行う際は、長くてゆったりした服を着用し、肌への接触を防ぎましょう。森林では緑や茶色、開けた場所では白い服がシルエットを目立たなくします。夏場は香水やデオドラントなど強い香りの製品を控えると蚊を引き寄せにくくなります。蚊は飛行力が弱いため、風や扇風機で追い払えます。暗い光は蚊を引き寄せ、明るい光や電撃式殺虫灯は逆に蚊を遠ざけます。蚊は主に日の出前後と日没後に活発になるため、活動は昼間か深夜に計画すると良いでしょう。
蚊の駆除
蚊の繁殖は静止した水で行われるため、古いタイヤ、バケツ、缶などの水たまりを除去します。ペットの食器やホウキ、ボート、植木鉢の受けは逆さに置き、水が溜まらないようにしましょう。雨樋や排水口、貯水槽、浄化槽、屋根の水たまりも定期的にチェックし、鳥の浴び場の水は頻繁に交換します。静かな水は蚊が好むので、装飾用池は水流を作るか、蚊食魚を放すと効果的です。完全に水源を除去できない場合は、メトプロンやBTI(バチルス・チューリンゲンシス・イスラエリシス)を含む殺虫剤で幼虫を駆除します。昼間は成虫が木陰や低木に止まるため、枝葉の剪定や除草で隠れ場所を減らし、シフェルトリン、ラマシトロチン、ペルメトリンなどの成虫用殺虫剤で駆除します。
