髪の構造と鳥肌(ガチョウの隆起)の原因

髪の構造

髪は主に3つの層から成り立っています。

表皮層(カットクル)

最外層で、重なり合った鱗状の細胞から構成され、内部の層を保護します。

皮質層(コルテックス)

中間層で、髪の強度と弾力性を担います。ケラチンというタンパク質が豊富に含まれ、爪や皮膚にも共通しています。

髄質層(メデュラ)

最内層で、細胞がゆるく並んでいます。すべての髪に存在するわけではなく、太い毛や濃い毛に多く見られます。

鳥肌(ガチョウの隆起)とは

鳥肌は医学用語で「毛立毛筋収縮(ピロエレクション)」と呼ばれ、毛包の根元にある小さな筋肉が収縮することで起こります。筋肉が引っ張られると毛幹が持ち上がり、毛包周辺の皮膚が小さな隆起となります。

主な誘因は次の通りです。

  • 低温:皮膚の血管が収縮し熱を保持しようとする際に、毛立毛筋が働きます。
  • 恐怖・興奮:アドレナリンやコルチゾールなどのホルモンが分泌され、筋肉が刺激されます。

通常は無害な生理的反射であり、特に問題は生じません。ただし、甲状腺機能低下症や摂食障害(神経性食欲不振症)などの疾患と併発することがあります。気になる場合は医師に相談しましょう。

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