毒の除去方法
毒は動物や昆虫が防御のために皮膚に注入する刺すような血清です。ミツバチ、クモ、ヘビ、クラゲなどが代表的です。Mayo Clinicによると、ヘビ・クモ・クラゲの刺傷はそれぞれ異なる処置が必要で、毒を無理に除去しようとすると症状が悪化することがあります。一方、ミツバチやスズメバチのように刺し針に毒嚢がある昆虫の場合、刺された直後の30秒以内に毒を除去することが重要です。正しい除去方法を知っていれば、事態の悪化を防げます。
必要なもの
- 無香料の石鹸
- 医療用吸引装置
- ゴム手袋
- タオル
- 塩水
- 酢
- 肉たたき用酵素(または肉たたき粉)
対処手順
ミツバチの毒(刺し傷)
- 安全な場所へ移動し、明るい場所で落ち着く。巣が近い場合は数メートル離れ、再度刺される危険を避ける。
- 刺し針と付随する毒嚢をできるだけ早く確認する。
- 爪で刺し針をこすり取り、皮膚から抜く。ピンセットは使用しない。つまむと毒がさらに押し出される恐れがある。
- 無香料の石鹸と冷水で刺された部位を洗浄し、炎症と感染を予防する。
ヘビの毒
- 咬まれたらまず落ち着く。心拍数が上がると毒の循環が早まるため、呼吸を整える。
- 腫れで締め付けられる可能性のある指輪やブレスレットはすぐに外す。
- 患部は心臓より同じ高さかやや低い位置に保ち、動かさず安静にする。
- 医療用吸引装置があれば使用して毒を吸引する。専門の道具がない場合は無理に除去しない。口で吸う、止血帯や氷で圧迫、切開は絶対に行わない。
- 直ちに救急車を呼び、医療機関へ搬送する。特に子どもはショックや呼吸困難が急速に進行する。
海洋生物の毒(クラゲ、エイ、ウニ、電気ウナギ)
- 落ち着き、可能であれば患部を心臓より低い位置に保つ。
- ゴム手袋を着用し、タオルで刺突部や触手を慎重に除去する。手袋なしで触ると毒が手に付着する。
- 塩水で患部を浸す。海水は細菌や毒素を引き出す効果がある。
- 酢や肉たたき用酵素を塗布し、毒を中和する。
- めまいやショック症状が出たらすぐに119へ連絡する。
