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転移性骨がんの治療法

骨がんは骨組織に発生する悪性腫瘍です。一次性骨がんは極めて稀で、年間約2,500例しか報告されていません。一方、転移性(二次性)骨がんははるかに一般的で、他の臓器からがん細胞が血流やリンパ系を通じて骨に転移した状態を指します。一次性がんと同様に、従来のがん治療法が有効です。

転移性がんとは

がんが原発部位(最初に発生した臓器)から血流やリンパ系を介して他の部位へ広がった状態を転移性がんと言います。転移したがん細胞は体のどこにでも着床し、新たな腫瘍を形成します。

症状

骨がんの症状は腫瘍の大きさや位置によって異なりますが、主なものは以下の通りです。

  • 疼痛、腫れ、圧痛、動きの制限
  • 倦怠感、発熱、体重減少、貧血

これらの症状がすべて骨がんを意味するわけではありませんが、異常を感じたら速やかに医師の診察を受けることが重要です。

診断

診断はまずX線撮影で骨の異常を確認し、必要に応じてMRIやCTで腫瘍の範囲や転移の有無を詳細に評価します。その後、骨組織のサンプルを採取し病理検査を行う生検が実施されます。生検は局所麻酔下で行う針生検、または全身麻酔下で行う切開生検があります。

手術

手術は腫瘍とその周囲の少量の正常骨を切除することが主な目的です。がん細胞がすべて除去できれば、追加の治療は不要です。重症例では切断(切断術)が必要になることもありますが、近年は義足や再建術の発達により切断は減少しています。切除した骨は自家骨移植または金属インプラントで補います。

化学療法

化学療法は血流に抗がん薬を投与し、がん細胞の増殖を抑制します。手術前に腫瘍を縮小させ、手術を容易にする目的で使用されることが多く、手術後に残存がん細胞を除去するためにも用いられます。

放射線療法

放射線療法は高エネルギーX線を腫瘍部位に照射し、がん細胞を死滅させます。通常は数日から数か月にわたって少量ずつ照射し、手術前に腫瘍を縮小させて疼痛緩和を図ります。ただし、骨がん細胞は放射線に対して比較的抵抗性が高いため、すべての患者に適応できるわけではありません。

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