骨がんのステージングとグレーディングの概要
事実
骨がんは稀で、どの骨でも発生する可能性があります。主に脚や腕の長骨に多く見られます。Mayo Clinicによると、「骨がん」という用語は、骨や骨髄血球外で発生したがんには適用されません。他の部位から転移したがんは、原発部位の名称で呼ばれます。
AJCCステージング
骨がんのステージングには、American Joint Committee on Cancer(AJCC)システムが用いられます。このシステムでは、腫瘍の大きさ(T)、リンパ節転移(N)、遠隔転移(M)、腫瘍のグレード(G)という4つの要素を評価し、総合的な「ステージグループ」(I〜IV)に分類します。
TNMステージ
Tステージ:測定不能(TX)、腫瘍なし(T0)、8cm以下(T1)、8cm超(T2)、同一骨の複数部位に腫瘍がある(T3)。
Nステージ:リンパ節転移なし(N0)またはあり(N1)。
Mステージ:遠隔転移なし(M0)またはあり(M1)。M1はさらに、肺転移(M1a)とその他部位への転移(M1b)に分かれます。
骨がんのグレーディング
腫瘍の悪性度に基づき、低悪性度(G1・G2)と高悪性度(G3・G4)の2つに分類されます。
ステージグルーピング(全体ステージ)
上記のT、N、M、Gの評価結果を総合し、以下のようにステージが決まります(Mayo Clinic):
- ステージI:骨外への転移がなく、増殖性が低い。
- ステージII:骨内に限局し、増殖性が高い。
- ステージIII:同一骨内の複数部位に腫瘍が存在。
- ステージIV:骨外へ転移が認められる。
