小児における脳腫瘍のサインと症状
米国メイヨークリニックによると、毎年16歳未満の子ども約2,000人が脳腫瘍と診断されています。白血病に次いで小児が罹患するがんの第2位ですが、全体としては非常に稀です。早期に兆候を見逃さないことが、適切な治療へつながります。
頭痛
脳腫瘍の症状は個人差がありますが、子どもに最も多く見られるのが頭痛です。米国脳腫瘍協会によれば、朝方に強くなり、日中になるにつれて軽くなることが特徴です。二重視や筋力低下を伴うことが多く、睡眠中に突然目が覚めるような激しい頭痛や、吐き気・嘔吐を伴うこともあります。
発作(けいれん)
脳腫瘍が原因で発作を起こす子どももいます。米国脳腫瘍協会の調査では、患者の約3分の1が発作を最初のサインとして認識しています。腫瘍が脳内の電気的活動を乱すことで、手足の痙攣や意識消失を伴う発作が起こります。
その他の症状
認知機能や行動の変化も重要なサインです。性格の変化、集中力の低下、睡眠時間の増加、記憶力の低下などが見られます。また、聴覚、視覚、四肢の機能や微細運動技能の低下も起こり得ます。これらの症状は腫瘍の位置により異なります。
疑わしい症状がある場合は、早めに小児科や神経外科を受診しましょう。
