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脳腫瘍が引き起こす視覚症状と対策

概要

脳腫瘍は、異常に速く増殖する細胞の塊です。脳内から発生するものは原発性脳腫瘍、他の臓器から転移したものは転移性脳腫瘍と呼ばれます。悪性腫瘍はがん細胞を含み、良性腫瘍は非がん性です。初期症状は悪性・良性を問わず似通っていますが、悪性腫瘍が脳や体の他部位へがん細胞を拡げると症状に違いが出てきます。

視覚への影響

脳腫瘍が視覚中枢やその周辺を圧迫すると、徐々に視力低下や重複視、ぼやけた視界が現れます。症状が進むと頭痛を伴うこともあります。視覚中枢から離れた部位に腫瘍がある場合は、視覚症状が出ないこともあります。

末梢視野の喪失

特に危険なのは、視野の最外側にあたる末梢視野が狭くなることです。これにより、左右から接近する危険を察知しにくくなります。腫瘍が視覚野の周辺に拡大すると、末梢視野が徐々に失われます。

治療と対策

主な治療法は外科的切除です。腫瘍を除去すれば、失われた視力の多くが回復する可能性がありますが、末梢視野などは完全に戻らないこともあります。術後は視覚リハビリテーションとして、理学・作業・認知療法が推奨され、残存視力の最大限活用と適応訓練が行われます。

留意点

メイヨークリニックによれば、視覚野が損傷すると視力障害は永続的になることがあります。腫瘍自体の圧迫や手術後の神経障害が原因です。そのため、早期発見と適切な治療が重要です。

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