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二重乳房切除術(両側乳房切除)の概要

二重乳房切除術(両側乳房切除)は、外科医が両方の乳房の組織を取り除く手術です。この手術は、乳房内の組織にがんが発生するのを予防する目的や、がんが他部位へ転移するのを防ぐために実施されます。

歴史

単側の乳房切除だけでは、残った乳房組織にがんが再発するケースがあることが判明し、両側乳房切除が行われるようになりました。手術は全乳房切除(全乳房摘出)や、皮膚や乳頭を残した乳腺組織のみの除去など、範囲が異なります。

影響

二重乳房切除術は、外見に大きな変化をもたらすため、心理的な影響が大きいことがあります。多くの女性は、他部位から脂肪を移植して形を整える脂肪注入や、人工乳房インプラントによる再建手術を選択します。

予防・対策

年に一度のマンモグラム検査により早期に腫瘍を発見すれば、乳房温存手術が可能となり、乳房切除を回避できる場合があります。また、米国がん協会は、がん予防の確実な方法はないものの、運動・バランスの取れた食事、禁煙、適度な飲酒、適正体重の維持がリスク低減に寄与するとしています。

地域別の実施状況

二重乳房切除術は、がん診断・治療技術が高度に発達した先進国で主に行われています。患者はより高度な医療や熟練した外科医を求めて、他国や国内の遠方の医療機関へ移動することがあります。米国では、乳がん治療の第一線で活躍する専門医を受診するために国内を横断するケースも見られます。

利点

両側乳房切除により、がんがもう一方の乳房に再発するリスクを根本的に排除でき、患者の生存期間を延長する可能性があります。また、治療後の不安が軽減され、追加の乳房検査が不要になるため、時間と医療費の負担も減少します。

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