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結腸癌の治療法

結腸(大腸)の細胞が制御不能に増殖し、組織の機能障害を引き起こす病態を結腸癌といいます。米国国立がん研究所の推計によると、毎年10万人以上の新規患者が発生し、約5万人が死亡するとされています。早期に発見すれば治療成績は非常に良く、場合によっては完治が可能です。

手術

手術は病期に関わらず実施されることがあります。がんポリープが腸壁に浸潤していない場合は、腹腔鏡手術でポリープ単独を切除できます。腸壁に浸潤が認められる場合は「結腸切除術(コレクトミー)」が行われ、がんが存在する結腸部分と周囲組織、リンパ節を一括で除去します。多くの場合、残存した健康な結腸は再接続されますが、状況によっては人工肛門(コロストミー)を作成する必要があります。コロストミーは一時的なものから永久的なものまであり、腹腔鏡下手術と開腹手術のいずれでも実施できます。

化学療法

化学療法は抗がん剤を用いてがん細胞を死滅させます。結腸癌でよく使用される薬剤にはフルオロウラシル、カペシタビン、ロイコボリン、オキサリプラチンなどがあり、単剤または複数剤の併用で投与されます。通常は手術後に補助的に行われますが、手術前に腫瘍を縮小させる目的で新築的に使用されることもあります。進行期や再発例では効果が限定的であることが報告されています。

放射線療法

放射線療法は高エネルギーの放射線をがん細胞に直接照射し、腫瘍を縮小させたりがん細胞を破壊したりします。結腸癌では大きな腫瘍の縮小や術後に残存したがん細胞の除去、緩和目的での疼痛軽減に利用されます。しばしば化学療法と併用され、特に進行例で有効性が認められています。早期の結腸癌では単独で使用されることはまれです。

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