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骨髄移植は兄弟などの適合ドナーから健康な細胞を使用するのか?

骨髄移植(造血幹細胞移植)とは

骨髄移植は、損傷したり疾患により機能が低下した骨髄を、健康な造血幹細胞で置き換える治療法です。移植には、患者自身の細胞を用いる「自己移植」と、適合したドナーからの細胞を用いる「同種移植」の2種類があります。

同種移植に必要なドナー適合性

同種移植では、ドナーとレシピエント(受給者)の遺伝的マーカーができるだけ一致していることが重要です。特にヒト白血球抗原(HLA)と呼ばれる遺伝子領域の型が合致しているかどうかが判断基準となります。

HLAマーカーの役割

HLAは全身の細胞表面に発現するタンパク質で、免疫系が「自己」と「非自己」を識別するための目印です。ドナーと受給者のHLAが異なると、受給者の免疫がドナー細胞を異物と認識し、拒絶反応や移植片対宿主病(GVHD)を引き起こすリスクが高まります。

適合ドナーの探し方

まずは血縁関係の近い家族、特に兄弟姉妹が候補になります。兄弟はHLA型が50%程度一致する可能性が高く、最も適合しやすいドナーとされています。

血縁ドナーが見つからない場合は、国内外の骨髄バンクやレジストリに登録されたボランティアドナーから適合者を検索します。レジストリは膨大な数の登録者情報を元に、最適なマッチングを行います。

まとめ

骨髄移植は、適合したドナーから採取した健康な造血幹細胞を用いることで、患者の血液・免疫系を再構築します。兄弟など血縁ドナーが最も適合しやすいですが、見つからない場合はドナー登録制度を活用して適合者を探すことが可能です。

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