|  | 健康と病気 >  | がん | 肝臓がん

肝臓がん末期の症状と対策

肝臓は体内で最大の臓器で、肺の下、肋骨の下に位置し、脂肪の分解や血液中の有害物質の除去、コレステロールの生成など重要な役割を担っています。肝臓がんは、他の臓器から転移してくるものではなく、肝臓自体で発生するがんです。症状がほとんど現れないまま進行しやすく、がんが進行した段階で初めて自覚症状が出るため、非常に危険です。

統計と現状

  • 米国がん協会の推計によると、2009年に肝臓がんで死亡する米国人は18,000人以上、胆管がん・原発性肝臓がんの新規診断例は22,620例と予測されています。

  • 男性は女性の約2倍の頻度で肝臓がんを発症します。

予防・早期発見のポイント

  • 初期段階では症状がほとんど出ないため、定期的な身体検査だけではがんを見つけにくいです。

  • 信頼性の高いスクリーニング検査はまだ確立されていませんが、αフェトプロテイン(AFP)血液検査や超音波検査でがんの兆候が捉えられることがあります。

注意すべき症状

  • 原因不明の体重減少、食欲不振、発熱、嘔吐、黄疸、右上腹部の腫瘤感、腹部の疼痛、腹部の血管拡張(静脈瘤)などが現れたら速やかに医師の診察を受けましょう。

特徴的な症状

  • 肝臓がんの腫瘍はホルモンを分泌し、血中カルシウム濃度が上昇することがあります。その結果、嘔吐、便秘、意識障害、全身の倦怠感などが起こります。

  • 血糖値が低下することもあり、めまいや疲労感が出やすくなります。

  • 男性では乳房の肥大や精巣萎縮が見られることがあります。

診断に用いられる検査

  • がんが疑われる場合、X線、CT、MRI、超音波などの画像診断が行われます。

  • 血管の血流を詳細に見るために血管造影(アンジオグラム)や、内部の様子を直接観察できる腹腔鏡検査が推奨されることもあります。

肝臓がん - 関連記事