肺がんの末期に現れる症状は?
末期または進行肺がんは致命的な疾患で、診断後の中央値生存期間は8〜10か月と報告されています(Surveillance, Epidemiology and End Results データベース)。
主な症状
- 体重減少(10%以上は約50%の患者)
- 骨の痛み
- 便秘
- 早期満腹感
- 呼吸困難(息切れ)
- エネルギー不足、疲労、脱力感
- 食欲不振(拒食)
症状の有病率
上記の症状は診断時に患者の50〜84%で認められます(「Supportive Care In Cancer」)。体重減少は50%の患者で見られます。
考慮すべき点
末期肺がん患者は診断時に複数の症状を同時に抱えていることが多く、これを「多症候性(polysymptomatic)」と呼びます(「Clinical Oncology」)。
比較的稀な症状
- 下痢
- 失神(約3%、若年患者に多い)
- かゆみ
- 震え
- 全身の疼痛
専門家の見解
多くの患者は胸部、骨、または他部位に疼痛を訴えます。骨痛は転移性肺がんが骨に浸潤した結果、胸部痛は腫瘍が大静脈を圧迫することで生じます。頭痛は脳転移が原因です(「Clinical Oncology」)。
