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アスベストの主な供給源とは

アスベストとは

アスベストは自然界に存在する繊維状の鉱物で、セルパント系とアンフィボール系の2つの鉱物群に分類されます。代表的な種類には、クロシドライト(白石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)、トレモライト、アンソフィライトがあります。

自然界での分布

アスベストは蛇紋岩(セレント石)、ペリドタイト、アンフィボライトなどの岩石に含まれます。オリビン、ピロキシン、マグネタイトといった他の鉱物と共に見られることが多く、土壌や水、空気中にも微量が存在します。

主な供給源

採掘

ロシア、中国、カナダ、米国などで地下から採掘されます。

製造業

ブレーキパッド、断熱材、屋根材、床タイルなど、さまざまな製品の原料として使用されました。

建設業

セメント、モルタル、石膏などの建築資材に混入され、特に耐火性や耐久性を高める目的で利用されました。

解体作業

古い建物や構造物の解体時に、アスベストが空気中に飛散しやすくなります。

その他の使用例

  • 紙製品:タバコの巻紙や屋根用紙などに使用されたことがあります。
  • 繊維製品:防火服やブレーキライニングなど、耐熱性が求められる衣料や部品に利用されました。
  • プラスチック:電気絶縁体や自動車部品の素材として混合されることがありました。

健康への影響と現在の規制

アスベストは吸入すると肺がん、悪性中皮腫、アスベスト症など深刻な疾患を引き起こす危険があります。そのため、多くの国で新規使用が禁止され、既存の建築物に対しても除去や封じ込めが義務付けられています。

しかし、アスベストは依然として1970年代以前に建設された建物や古い製品に残っているため、適切な管理と除去が重要です。

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