骨盤がんとは何ですか?
骨盤がんは、骨盤内にある臓器で発生するがんの総称です。男性・女性の生殖器官を含む様々な臓器が対象となります。
子宮頸がん
子宮頸がんは子宮頸部(子宮と膣をつなぐ部分)に発生するがんです。進行が遅く、初期には自覚症状がほとんどありません。そのため、年に一度の子宮頸がん検診(Papテスト)が重要です。
子宮体がん・子宮内膜がん
子宮体がんは子宮の筋層や組織に発生し、閉経後に増える傾向があります。子宮内膜がんは子宮内膜(子宮の内側を覆う組織)にできるがんで、粘液や分泌物を産生する細胞から発生することが多いです。
卵巣がん
卵巣がんは卵巣の表面や卵子を作る細胞に発生します。片側または両側の卵巣にできることがあります。
膣がん・外陰がん
膣がんは膣や産道に発生し、外陰がんは外陰部(陰核、陰唇、膣口など)にできるがんです。いずれも女性の外部生殖器に関わります。
男性の骨盤がん
主なものは精巣がんと陰茎がんです。精巣がんは精子を作る細胞や男性ホルモンを産生する細胞から発生し、片側または両側に起こります。陰茎がんは比較的稀で、陰茎の内膜を構成する細胞に発生します。
