同等のペネトラメータ感度を計算する方法
ペネトラメータは、放射線の透過能力を測定するためのX線撮影装置です。アルミニウム製で、厚さが異なるステップ状に構成されています。撮影されたレントゲン画像の露光強度の違いから放射線の透過性を評価し、画像品質指標(Image Quality Indicator, IQI)として感度が示されます。米国材料試験協会(ASTM)は、同等のペネトラメータ感度を算出する標準手順を定めています。
必要なもの
- ペネトラメータ(プレート型またはワイヤー型)
- 試料(被検査物)
- X線装置
- ASTM 標準ガイド
手順
- プレート型ペネトラメータの場合は、感度が最も低い部位近くに試料を溶接板と平行に配置し、ワイヤー型の場合は試料を溶接面に横切らせます。ペネトラメータは試料の放射線源側に置きます。
- 各試料・フィルム組み合わせごとに露光時間を調整し、3回撮影します。撮影後のフィルム上に現れた穴またはワイヤーの数を確認し、計算に使用します。
- ワイヤー型ペネトラメータの感度は次の式で求めます。
感度(%) = 最も細い穴の厚さ × 100 ÷ 試料厚さ - プレート型ペネトラメータの等価感度は次の式で求めます。
感度 = (100 / x) × √(t/2)
※ x:試料の厚さ、 t:ペネトラメータの厚さ、 h:最小穴の直径 - 算出した等価感度を ASTM ガイドに掲載された標準表と照合し、レントゲン画像の品質を評価します。
