胃がんとはどんな病気か?
胃がんとは
胃がん(胃癌)は、胃の組織で発生する悪性腫瘍です。世界的に頻度が高く、早期に見つけられれば治癒が期待できます。
胃の構造とがんの発生部位
胃は左上腹部に位置するJ字型の臓器で、食物の消化と栄養吸収を担います。粘膜(内層)、粘膜下層、筋層など複数の層から構成されています。
胃がんはこれらの層のいずれかに発生し、最も一般的なのは粘膜上皮に生じる腺がん(腺癌)です。その他、扁平上皮がん、リンパ腫、胃腸間質腫瘍(GIST)などがあります。
主な症状
- 腹部痛・不快感
- 吐き気・嘔吐
- 胸やけ・消化不良
- 食欲不振・体重減少
- 倦怠感・貧血
- 便に血が混じる
これらの症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。
診断と治療
治療方針はがんのステージ、患者さんの全身状態、希望に応じて決定されます。主な治療法は以下の通りです。
- 外科的切除(胃部分切除または全摘)
- 化学療法(術前・術後、または進行例)
- 放射線療法
- 分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬(適応例)
早期に発見された胃がんは、外科手術だけで完治することも多く、予後は比較的良好です。
予防と生活習慣
ヘリコバクター・ピロリ感染の除菌、バランスの取れた食事、喫煙・過度の飲酒を控えることがリスク低減に役立ちます。
